All-on-4 IMPLANT
All-on-4(オールオンフォー)とは
All-on-4は、4本のインプラントで10本から12本を支える治療法です。
インプラントを斜めに埋入することにより、噛む力をインプラントに広く均等に配分できます。
All-on-4(オールオンフォー)は、総入れ歯をお使いの方や多くの歯をなくした方のためのインプラント治療法です。
最少4本のインプラントですべての人工歯を支えることで、手術や費用の負担を必要最低限に抑えることができます。
All-on-4(オールオンフォー)は、抜歯からインプラント埋入、仮歯の装着まで「1日」で行うことが可能。
※All-on-4は骨量や症状により異なります。4本では治療できない場合がありますのでまずはご相談下さい。
All-on-4によるインプラントの5つのメリット
1.骨の移植や神経の移動が不要なので手術可能なケースが多い。
前歯の部分にインプラントを埋め込みます。太い神経・血管・上顎洞などがある奥歯とは異なり前歯の部分は骨がしっかりあるので、ほとんどの場合インプラントが可能です。
2.身体的な負担が少ない。
インプラントの本数を減らすことで、出血、術後の腫れ、痛みを最小限に抑え、治療期間を大幅に短縮することができます。
3.治療期間を大幅に短縮、治療当日には噛むことができます。
All-on-4手術の当日に固定式の仮歯が入り食事をすることができます。
そのため、通常のインプラントのように歯が埋入するまでに数ヶ月間待つ必要がありません。
そのため「1日インプラント」とも呼ばれています。
4.従来の治療より費用が経済的。
通常すべての歯がない場合、通常上アゴ、下アゴともに10本~14本くらいのインプラントが必要でしたが、All-on-4の場合、必要な本数が下顎で4本、上顎で4本(場合によっては5~6本)であるため、治療費の負担を軽減させることができます。
5.審美性の優れた歯になる。
All-on-4では、かぶせる歯(上部構造)の設計上の自由度が高く審美的にもきれいな歯が埋入されます。
最終ブリッジを付けた後は自分の歯のように噛んで食事ができます。
最終ブリッジを付けた状態(右図)
All-on-4による治療の流れ
STEP01.
当クリニックにお問合せ頂いた後、カウンセリングをお申込頂きます。
STEP02.
日程を決めて当クリニックにてカウンセリングを実施させて頂きます。 (この際に詳しいご説明を申し上げると共に、患者さんからのあらゆる疑問にお答え致します。)
STEP03.
インプラント治療をお申込み頂いたら、当クリニックの担当歯科医師より、 患者さんの骨の状態に合わせたご説明や実際の治療方法、治療期間などを詳しくインフォームド・コンセントさせて頂きます。
STEP04.
担当歯科医師の立てた治療計画に則って、実際のインプラント治療が始まります。
All-on-4に対するよくある質問
Q:歯がまだ数本残っていますが、All-on-4はできますか?
出来ます。通常、歯が残っている方や義歯を入れている方は手術当日までご使用頂いて、手術当日に抜歯します。同日中にインプラントを埋入、その数時間後(症状によっては次の日)には新しい歯(仮の歯)が入れることができます。
Q:All-on-4したいのですが、どのくらい持つか心配です。
All-on-4の医学文献によると、インプラントの1年後の残存率は上アゴで97.6%、下アゴで98.2%、ブリッジとしては上下とも100%という結果が出ています。この成功率は大変高いものと言えます。
Q:大掛かりな手術のようなので、痛くないか心配です。
手術中は麻酔をしっかりしますので、痛みは感じません。また、お口の中は体の他の部分と比べると、手術の範囲が狭いですし、治りやすい部分でもあります。 実際に手術された患者さんからは、思ったより楽だったという感想がほとんどです。
Q:体力に自信がありませんし、高齢になってきたのですが、All-on-4をしても大丈夫ですか?
上記のノーベルガイドシステムは、体力のあまりない方や高齢の方にも適しています。しかし、あご骨の状態によっては使用できない場合もあります。
Q:All-on-4後の歯磨きは難しいでしょうか?
All-on-4で歯磨きが必要なのは4本のインプラントだけなので、本数的には少なくて楽だと言えるでしょう。歯ブラシだけでなく、水流タイプの清掃器具を併用するとさらにすっきりするようです。
Q:All-on-4後の食事で気をつけることは?
術後しばらくの間は、硬いものを避けて頂いたほうが、インプラントに負担がかからなくて良いです。