2023年1月タウンミーティングを実施しました
2023年、りょうき歯科クリニックは開院30周年を迎えました。
これも数多くの患者さんや関係者の方々のおかげと感謝申し上げます。
さて、新年を迎え、当院では年初めのタウンミーティングを実施しました。
タウンミーティングとは?
タウンミーティングとは当院で年4回実施している、歯科医療サービスと職場環境を向上するためのスタッフ交流会のことです。
普段のタウンミーティングではスタッフからの発表を主に発信していますが、今回は『30周年』のお祝いを兼ねて、3名の特別講師をお招きしご講演をいただきました。
特別講演1
午前は当院の顧問でもある「ファインホールディングス」代表の歯科技工士 櫻井靖之さんにお話しいただきました。
患者さんの詰め物や被せ物、入れ歯などの補綴物を作成するのが「歯科技工士」であり、当院にもラボ(歯科技工所)が併設されており、現在、2名の歯科技工士が在籍しております。
今回、櫻井さんからは、デジタル化が求められる歯科技工の現状についてご講演いただきました。
常に進化し続けている歯科業界。近年はデジタル技術の発達で、歯科治療が様変わりしてきています。しかし、デジタル化と言っても、単にコンピューターを操作すれば誰もが出来るものではなく、これまでのアナログ技工で得た知識や経験とデジタル技工を上手く組み合わせることで、高品質な技工物が出来上がるのです。
特別講演2
午後の寺嶋歯科医院 副院長 松野頌平先生の講演では「訪問歯科について」についてお話をしていただきました。
「訪問歯科診療」と言うと、主にご高齢の患者さんが対象と思われる方が多いのではないでしょうか。実際、当院の訪問歯科診療を受診されている約8割は75才以上の高齢者の方々です。
しかし、今回は訪問歯科診療の中でも小さなお子さんを対象とした「小児在宅治療」をフォーカスした内容でした。
小児の在宅治療は難しく、小児歯科治療のみならず、嚥下や栄養指導の知識や経験が必要になります。
松野先生のお話しをお伺いし、歯科医師も歯科衛生士ももっと知識を得ていかなければならないという意識を持ちました。
特別講演3
そして最後に、前統合幕僚長の河野克俊さんにもお越しいただき、ご講演をしていただきました。
統合幕僚長とは約23万人が所属する陸海空自衛隊制服組のトップのことであり、河野克俊さんは2011年に自衛艦隊司令官に就任、2012年に第31代・海上幕僚長に就任、2014年に第5代・統合幕僚長に就任され、歴代防衛大臣からも厚い信頼があり、3度の定年延長を経て、統合幕僚長として歴代最長の在籍をされた方でいらっしゃいます。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、FM大阪でDJ大塚由美さんがお届けしているラジオ番組『hug+(はぐたす)』内で、領木理事長がコメンテーターを務める「りょうき歯科クリニックデリシャスマイル」にゲスト出演していただいたご縁で、今回の講演が実現しました。
トップに立つ者はどうあるべきか、リーダーシップとは何か、を教えてくださった河野さん、お話しの中で印象に残ったのは「トップに立つものは明るく笑顔でいないといけない」ということです。
米国のロナルド・レーガン大統領のエピソードとして、レーガン元大統領はとてもユーモアがあり人が思いつかないようなアイディアを出しながら方向性を示し、責任をもつ、そのようなリーダーだったそうです。
このようなお話しを聞く機会は少なく、非常に貴重な時間を過ごすことができました。
その他、タウンミーティングでは恒例の「魅力あるスタッフ」が表彰されました✨
歯科医師、歯科衛生士、歯科助手、受付、訪問・事務の各部門から、全5名のスタッフが選ばれました。
みなさん、それぞれ素晴らしく、仕事に対する姿勢や笑顔、挨拶、気配りなど輝いていました!
これからも、がんばってくださいね!
新年最初のタウンミーティング、素晴らしい一年の幕開けになりました。
皆さまにとっても今年一年、良い年でありますように。
次回のブログでは、新年会のレポートをします!