歯科衛生士という仕事の価値とは?歯科衛生士の将来性が高いと言われる理由
歯科衛生士という仕事は、超高齢社会(人口の21%以上が高齢者)となった日本にとって、今後もますます重要度が上がっていきます。
世間一般的には、将来性があり「一生役に立つ国家資格」と言われる歯科衛生士ですが、一般論的なことだけでなく、りょうき歯科は以前より、歯科衛生士の方々の役割の可能性に価値を感じていました。よって、歯科衛生士の皆さんの個々の力を発揮して頂けるよう、可能な限り働きやすい環境を整えようと努力してきましたので、その点も合わせてお伝えします。
歯科衛生士の将来性について
歯科衛生士の将来性があると言われる理由には、次の3つがあります。
- 就職先が多く、選択肢が非常に広い。
- 生涯にわたって働く機会がある。
- 歯科医療の現場で、時には主体的に、時にはバイプレイヤーになる「要」の役割
それではひとつずつ詳しくお伝えしてきます。
就職先が多く、選択肢が非常に幅広い。
歯科衛生士は、とても就職先の選択肢が広いのが特徴です。新卒の歯科衛生士の場合、2021年時点の有効求人倍率は、なんと20.7倍です(一般社団法人 全国歯科衛生士教育協議会調べ)。
主な就職先としては、9割以上が歯科医院となっていまして、就職先=歯科医院の数は約7万件。非常の多くの歯科医院があり、選択肢がとても広いのです。そして、歯科は単に虫歯の治療や予防だけでなく、認知症や健康寿命との強い関連があることがわかってきました。地域医療に向き合う歯科医院は、これからも必要とされ、歯科衛生士も同様に必要とされ続けます。
また、歯科医院以外にも就職先があります。例えば、保健所や介護福祉施設などです。超高齢化社会真っ只中の日本では、歯科衛生士はとても貴重な存在になっていきます。当院でも外来患者さんだけでなく、訪問歯科診療においても、多くの歯科衛生士さんが活躍しています。
生涯にわたって働く機会がある
前述のとおり、歯科衛生士はとても貴重な存在です。資格を持っている人よりも歯科医院の数の方が多いので、求人市場という観点から見れば「完全なる売り手市場」です。
日本全国の歯科衛生士養成校に全国の歯科医院から求人が届きますが、在籍している学生の数よりも、求人の数が約20倍も多いというデータもあります。このデータからもわかるように、歯科衛生士不足がわかります。
歯科医療の現場で、時にはバイプレイヤーに、時にはリーダーになる「要」の役割
実際に歯科衛生士として働いたことがある方はご理解されていると思いますが、 専門的な知識だけで、本当に必要とされる人材になることはできません。
求人市場が売り手市場だろうが買い手市場であろうが、必要とされる歯科衛生士になるには、患者さんの為に何ができるのかを常に考え、チーム医療の成果最大化を考え動くことができる、また導くことができるマインドが必要です。
さらに当院では、患者さんの生活習慣や課題、そして今後どんな人生を歩んでいきたいか。そういった視点からコミュニケーションを取ることを善しとしています。そのような「患者さんへの寄り添い」ができるようになるためには、ヒューマンスキルを磨くことも必要です。
※当院では、ヒューマンスキルを磨く場を提供しています。当院のヒューマンスキルに関する考え方や先輩スタッフの考え方を知りたい方は、こちらを御覧ください。
歯科衛生士のやりがい
歯科衛生士という仕事が好きで、知識を身に着け医療現場で実践し続けること。患者さんやチームに貢献し、結果として適切な報酬をえることができれば、大変なやりがいになると考えています。
安定した収入
まずは、どんな方でも「生活」あります。生活・家計・家庭をしっかりと営んでいくための収入がなければ、仕事に集中することはできません。その点、歯科衛生士はとても収入が安定しています。
景気にも左右されにくく、過去20年のデータを見ても平均的に350万円〜400万円で推移しています。正社員でなかったとしても時給の相場は、1,500円〜2,000円とされているので、他の職種よりも比較的高時給です。
当院が支給する給与も平均以上の給与を支給していますので、ご安心ください。また当院では、短時間正社員制度や、週休3日制等、様々な「多様な働き方」に合わせた勤務体系があります。安定した収入と、価値観に合わせた働き方ができますので、長期勤務者・復職者が多くなっています。
社会への貢献
歯科衛生士の仕事は、歯科医師の補助や口腔ケア等の直接的な歯科医療だけでなく、患者さんとのコミュニケーションの中での啓蒙活動等もあります。その他、地域の幼稚園や小学校等での予防歯科の啓蒙活動等、歯列矯正の大切さをお伝えする無料勉強会、運営やSNSでの情報発信も行っております(実際には広報担当やバックオフィス業務スタッフがおりますので、歯科衛生士さんの現場に支障が出ない範囲で、協力して行っています)。
プライベートが充実
当院の歯科衛生士(に限らないのですが)、プライベートを重視しています。プライベートの充実が、ご自身の感性(真善美の基準)やヒューマンスキルを高めるものだと、当院では考えているからです。
仕組み的にも、当院の場合は予約制のため、定刻で業務を業務を終えて帰宅がしやすくなっています。週休3日の場合は、オンとオフの日を完全に分けたい方が多く勤務されていて、個々のワーク・ライフ・バランスを実現いただけるよう考えております。
まとめ
歯科衛生士は、今後も多くの価値を生んでいく可能性が大きく広がる職種です。
りょうき歯科では「活躍いただく舞台作り」「必要とされる歯科衛生士像作り」に力を注いでいます。よって、頑張りたいけれど、どんな歯科衛生士を目指したら良いかわからないという方。誠実に頑張っている歯科衛生士がいる環境に身を置いて仕事をしたいという方には、りょうき歯科はとても「合っている」と思います。
そのような方は、ぜひ当院求人ページを御覧ください。見学・面接でお会いできることを楽しみにしています。