5/25(水)雨上がりの「Aさんの話」〜事情通に聞きました! 歯医者特集
こんにちはインフォメーションマネージャーの野口です。
先日、毎日放送の「雨上がりの「Aさんの話」〜事情通に聞きました!」で歯医者特集がありました。
みなさんご覧になりましたでしょうか?
番組の中で、「歯医者が通ういい歯医者さんが教えるいい歯医者さんの条件」として下記の内容があげられていました。
抜粋して紹介します。
いい歯医者さんの条件とは、
①虫歯菌などの感染を防ぐ器具の滅菌
例えば、治療する時に、滅菌を十分にしていない器具を使った場合、虫歯になったりとか、歯周病になったり、場合によっては、人が持っているC型肝炎、B型肝炎、HIV、そういったものがうつってしまうこともありますし、人にうつしてしまうこともあります。」
まず滅菌しなければならないのが治療器具、専用の機械を使って行うのですが、
事情通「患者ごとにすべてしっかりとやっている歯医者さんていうのは、非常に少ないと聞いています」
2014年の読売新聞に衝撃の記事が!
なんと全体の7割の歯医者が、患者ごとに器具を滅菌せずに使用しているというのです。
②菌のコントロールに気を使っている先生かどうかを見分けるのに一番わかりやすいのが『ラバーダム』だと思います
このラバーダムを付けることによって、治療する歯にだ液が付きにくく、消毒した歯が清潔に保たれるため、菌の付着を防ぎ再発防止することができるといいます。
さらに器具などの落下防止・誤飲防止の役目もある。
なぜ使わないところが多いのか? それは 「面倒くさいから」 ということ。
事情通「場合によっては30分から1時間くらいかかることがありますけれども、治療の効果が上がる方がいいと考えますので、付けた方がいいと思いますね」
もう一つ、ラバーダムを使わない理由は、使うと「赤字になる」から。
ラバーダムは、一枚数十円、高いやつでも数百円ですが、この分は赤字になってしまいます。
かつて診療点数がついていたが、架空請求が増えたため、平成20年の保険改正で廃止になった。
———————–以上のような内容の放送でした。——————————————-
滅菌の方は新聞でも話題になりましたが、ラバーダムについてはまだまだ知られていないのが実情です。
ちなみに当院では、
①可能な限りのディスポーザブル(使い捨て)製品を利用し、器具もしっかりと滅菌処理してます。
使用するまで滅菌パックにいれています。
②根管治療では、必ずラバーダムを使用し虫歯菌の付着を防ぎ再発防止につとめています。
今後も当院では菌のコントロールに配慮し最適な治療を行っていきますので、安心してご来院いただければと思います。