【矯正専門医が監修】歯列矯正をすれば口呼吸から鼻呼吸に改善できる?
最近よく耳にする「お口ポカン」
口呼吸をしていることによって、いつのまにか「ポカーン」とお口が開いている状態のことを言います。
近頃「お口ポカン」の症状のあるお子さんが増えています。
これはマスクを長時間していることで呼吸がしにくくなり、口呼吸を誘発してしまっていることが原因と考えられています。
「お口ポカン」は口呼吸を鼻呼吸に改善することで症状が改善しますが、「お口ポカン」になる原因は前述のマスク着用の長期化だけなく、鼻づまりや歯並びの悪さやなど、人によってさまざまであり治療方法はひとつではありません。
口呼吸のデメリット
長期的に「お口ポカン」の状態が続くことで、身体にさまざまな弊害を引き起こす可能性があります
- 外気が直接入ってくるため、風邪を引きやすくなる
- 虫歯、歯周病、口臭の原因になる
- 歯並びが悪くなる
- 咬筋がゆるまり、顔の成長方向が変わってくる
- 集中力が低下する
- いびきをかきやすく、睡眠の質が下がる
成長していく過程で治るかもしれない…と、そのまま過ごさずに、早い段階での対応が大切です。
もっと詳しく知りたい方は『【歯科医監修】口呼吸のデメリットは?鼻呼吸への改善方法も徹底解説』も併せてご覧ください。
口呼吸は歯列矯正で治るのか
歯並びが原因の場合で口呼吸をしている場合は鼻呼吸に誘導しやすいので、口周りの筋力トレーニングや歯列矯正で治りやすい傾向にあります。
しかし、その一方で鼻づまりや鼻炎の原因の場合は歯列矯正だけで治るものではありません。耳鼻科との連携が必要になってきます。
口呼吸や歯並びが気になるなら検討の価値あり
鼻づまりなどがなく、耳鼻科では問題がない場合や歯並びも気になる場合は歯科医院に相談してみましょう。
当院の矯正無料相談会でも口呼吸と歯並びの関係性についてお話しをしていますので、興味のある方はご参加ください。
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まとめ
口呼吸の改善は歯並びやお口の中の環境改善だけでなく全身の健康にもつながります。
お子さんの場合、鼻呼吸を習慣づけることで健康をもたらし、その後の生活においてもさまざまな好影響がもたらされます。
「お口ポカン」が気になる方は一度歯科医院でご相談ください。