矯正器具をつけて、いじめられないか心配…
親御さんがお子さんの矯正を悩まれる理由の1つに、矯正装置を着けたら、いじめられるんじゃないか?という心配があります。
子どもの矯正は、基本的には見えません
大人の矯正と異なり、子ども(小学校低学年ぐらいの子ども)の矯正器具は基本的に他人から見えません。
歯の裏側に着けます。
装置にはつけっぱなしのタイプと、取り外し可能なタイプがあります。
取り外し可能なタイプは、給食の時に外す必要があるので、お友達に見つかりますが、つけっぱなしのタイプでしたら、まず気づかれることはありません。
使用時間が短くなると、治療期間は長くなります
「でも、つけっぱなしの装置はちょっと…」と悩まれる方もいらっしゃいます。
当院では、治療内容が特別な場合や、親御さんからの強い希望がない限り、原則つけっぱなしのタイプをおすすめしています。
それには2つの理由があります。
1つ目の理由は、治療結果を予測しやすいこと。取り外し可能な装置は、患者さまの協力度により、治療結果が大きく変わってきます。
学校に着けていくのが億劫、とか、風邪をひいたから着けられなかった、など様々な理由で装置を装着しなければ、治療が予測より大幅に遅れることがあります。
そんなとき、「あなたが協力してくださらなかったから、治らなかったんですよ!」と言うのは簡単ですが、それは、私も親御さんも望まないことです。
2つ目の理由は、治療期間が短くなること。つけっぱなしの装置は24時間作用しますので、取り外し式の装置より早く治療が終わる場合が多いです。
少しでも装置を着ける期間を短くするため、つけっぱなしの装置をおすすめしています。
具体的な期間については『【小児矯正の治療期間】子どもの矯正が終わるまで何年くらいかかる?』をご参照ください。
矯正治療に対する周囲の理解も高まっています
いじめと矯正に関するお悩みに関しては、とても繊細な問題ですので、見えないから大丈夫!と簡単に申し上げることはできません。
しかしながら、親御さんが子どもの頃と比較して、格段に矯正治療に対する理解は高まっております。
お子さんに装置の写真をお見せすると、「それ、ミキちゃんもつけてるー!!」と言って、装置を着けることを楽しみにしてくれるお子さんも増えてきております。お子さんの気持ちも大切にしたいと思いますので、ご家庭でよく話し合って、治療の時期をご検討ください。
またよければ『東大阪で「子供の矯正歯科」をご検討中の保護者さんにお伝えしたい、当院の5つの特徴』もご確認いただけますと幸いです。
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