【歯医者が解説】セレック治療とは?セラミック治療との違いをご紹介

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セレック治療を受けようか考えている患者様の中には、「セレック治療とセラミック治療との違いは何なのだろう?」と疑問に感じているのではないでしょうか。

 

近年、歯科治療法の一つとして「セレックシステム」と呼ばれる方法が急速に普及しており、これまでの歯科治療を大きく変えつつある画期的なシステムです。
歯科医師と患者様双方にとってメリットのあるセレック治療なのですが、患者様からすると「セラミック治療との違いがよくわからない」という方がいらっしゃると思います。

 

そこで今回は、セレック治療について簡単にご説明した後に、セラミック治療との違いについて説明いたします。また、保険治療との違いについても説明しておりますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

セレック治療とは?

セレックとは何かの説明

セレック治療とは、コンピューター制御によって歯科医師が歯の修復物を設計・製作するCAD/CAMシステムを使用した治療方法です。また、セレックはセラミック(CEramic)とリコンストラクション(REConstruction)を組み合わせた名称です。

コンピューターの3D画面上で修復物の設計を行い、ミリングマシンと呼ばれる自動切削機でセラミックブロックを削り出すことで、精密な詰め物や被せ物を製作します。歯科技工士に依頼することなく歯科医師自ら作製することができるため、短期間かつ治療費用も抑えられるというメリットがあります。

より詳しく知りたい方は『セレックとは?保険の詰め物・かぶせ物の違いや特徴を歯科医が解説』も併せてご確認ください。

セレックとは?保険の詰め物・かぶせ物の違いや特徴を歯科医が解説

今入っている銀歯や被せ物をなるべく安い価格で白い歯に変更したいという方におすすめの治療法です。りょうき歯科クリニックでは最短一日でセレック治療が可能ですので、セレック治療をお考えの方はぜひお問い合わせ下さい。

りょうき歯科クリニックのセレック治療の詳細はこちら

 

セレック治療とセラミック治療の違い

セレックとセラミックの比較画像

セレック治療とセラミック治療には次のような違いがあります。

 

作製方法の違い

セレック治療では先ほど説明した通り、CAD/CAMシステムを使用し、歯科医師が歯の修復物を設計・製作をします。一方、セラミック治療では歯の型取りを行い、歯科技工士へ型取りをした模型に合わせて修復物の製作を外部依頼します。

セレック治療では、歯科医師自ら修復物を製作するため、セラミック治療と比較すると歯科技工士が製作する修復物より劣る場合があります。しかし、りょうき歯科クリニックでは、院内技工士が在籍しており、技工室もあるため他院のセレック治療では真似できないクオリティの修復物を製作いたします。

 

治療期間の違い

セレック治療の治療期間は最短1日で終了します。一方、セラミック治療では歯科技工士へ修復物の製作を外部依頼しており、製作期間分の時間が必要となるため、最低でも2回以上の通院が必要となります。予約がなかなか取れない歯科医院であれば、1か月以上期間が空く可能性があります。

 

治療費の違い

セラミック治療と比較すると、セレック治療は比較的安価な治療費で済むため、経済的な治療法だと言えます。
しかし、審美性(見た目の美しさ)に関してはセラミック治療のほうが、歯科技工士が色調を調整しているため優れている傾向があります。セレック治療では機械で修復物の素材を削り出しているため、色調に限界あります。一般的には審美性をお求めの方には、セラミック治療をおすすめしている歯科医院がほとんどかもしれません。

しかし、りょうき歯科クリニックでは、院内技工士が在籍しておりますので、色調の調整もその場で行うことが可能です。セレック治療をお考えの方はぜひご来院ください。

 

セレック治療と保険治療との違い

保険の被せ物の特徴

セレック治療と保険治療(銀歯など)の違いは次の通りです。

 

金属アレルギーの有無

保険治療の被せ物では銀歯を使用することがありますが、患者様によっては金属アレルギーを引き起こす可能性があります。金属アレルギーを引き起こす原因は様々ですが、銀歯を使用している場合、お口の中で溶け出すことで症状が出ると考えられています。一方、セレック治療で使われる素材は金属アレルギーを引き起こすことはありませんので、ご安心ください。

 

耐久性・残存率の違い

セレック治療は保険治療と比べ耐久性に優れており、長持ちする傾向にあります。保険治療は被せ物と歯と接着が弱く、隙間から虫歯になる危険性があります。一方セレック治療では、修復物と歯との接着が強く、隙間から虫歯菌が入りにくいです。また、使用している素材の都合上、セレック治療に使用される修復物のほうが、耐久性が高く、10年後の残存率も高いと言われています。

 

審美性の違い

保険治療で使用されるレジン(コンポジットレジン=CR)」と呼ばれる、プラスチックのような素材で、白い歯を手に入れることはできますが、セレック治療と比べると、審美性は低くなります。審美性を気にされる方はセレック治療をおすすめいたします。

 

まとめ

いかがでしょうか。セレック治療とセラミック治療の違い作製方法・治療期間・治療費です。また、保険治療との違いは金属アレルギーの有無・耐久性・残存率・審美性の違いです。細かな部分を含めるとまだまだ違いはありますので、気になる方は一度歯科医師に質問してみるのも良いでしょう。

 

りょうき歯科クリニックのセレック治療はトップクラスの技術を導入して快適な治療を提供しており、最短1日で治療を終えることができます。セレック治療をお考えの方はぜひご来院ください。

 

 

セラミックによるセレック治療の詳細はコチラから

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りょうき歯科クリニック

東大阪市のりょうき歯科クリニックです。当院は地域に密着した歯科医院でありながら、インプラント専門医や歯周病認定医、矯正医、口腔外科医による専門性の高い治療を備えた多機能型歯科クリニックです。また、高齢者や障がいをお持ちの方に歯科診療を受診していただくための訪問歯科診療を実施。小さなお子さんから介護が必要な方まで、患者さんのお口の健康を生涯支えるパートナーとなるべく、さまざまな情報をブログで発信しています!

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