京都SJCDの第二回例会が開催されました。
7月21日(日)、当院の米田晋也院長が支部長を務める、日本臨床歯科学会（SJCD）の京都支部にて、「睡眠と歯科〜睡眠歯科医から一般歯科への提言〜」というテーマを掲げ2024年の第二回例会を開催しました。
開会の挨拶は米田院長が務め、睡眠歯科という新たな領域への意気込みを語っていただきました。
例会の内容としては、睡眠と歯科について精通している、奥野健太郎先生（大阪歯科大学 高齢者歯科学講座）と宮地舞先生（東京都で歯科医師として活躍）をお招きして睡眠時無呼吸症候群への歯科的アプローチなど睡眠歯科治療についての教育講演を実施されました。
講演後の質疑応答も大いに盛り上がり、大変有意義な時間になりました。
「睡眠の質改善」といった言葉を耳にするようになりつつありますが、歯科との関連性についてはまだまだ結びついていないかと思います。
睡眠歯科という、一般には知れ渡っていない領域の知識・技術についても積極的に習得し、当院においても患者さんの治療に活かせるように勉強を続けてまいります。
また、前日（7月20日(土)）開催の京都SJCD主催ステップアップミーティングでは、
睡眠歯科をテーマに当院の第一医局長の齊藤佑太先生が「口腔内容積を補綴処理で改善し、OAでSASを改善した１例」というテーマで発表を行いました。
齊藤先生は当院の睡眠歯科におけるリーダー的存在ですのでこれからの臨床においてもクリニックを引っ張っていっていただけると思います。
当院からは歯科技工士長の下郡も出席しておりました。
睡眠歯科にはマウスピース等の歯科技巧物も重要な要素となっています。
クリニック全体として睡眠歯科へのアプローチを強化し、睡眠時無呼吸症候群等でお悩みの患者様の要望に応えられる体制を一丸となって強化していきます。
