保険適用外の入れ歯って良いの？金属を使うメリットについて
「保険の効かない入れ歯」って聞いたことがありますか？
高価なイメージがありますが、簡単に言うと「金属を使用した精密な義歯」です。
金属を使うメリット
保険でつくる義歯はプラスチック製です。
だから、強度を保つ為に厚みが必要です。
その厚みのせいで、違和感が大きく、温度を感じにくくなります。
しかし、金属を使用することによって、それを解消してくれます。
薄くて強度が強く、熱も感じやすくなります。
部分義歯の場合でも、義歯に強度がある為、残っている歯への負担も少なくなります。
使用する金属にも種類があります
コバルトクロムが一番スタンダードな金属です。
強度と柔軟性があります。
金属を使用する義歯の中で、一番安価です。
他には、チタンを使用する時があります。
チタンは、金属アレルギーが最も少ない金属で、生体親和性があり、また軽い金属なので、装着感が一番あると言われています。
部分入れ歯と総入れ歯については『入れ歯の種類について解説！部分入れ歯と総入れ歯どっちがいい？』をご確認ください。
現在はインプラントを使用したりもします
インプラントを使って、義歯を固定する方法もあります。
歯茎がやせていると、義歯が安定しません。
そこで、インプラントを使用することで、安定感が向上します。
インプラントについては『インプラントのメリット・デメリットは？ブリッジや入れ歯との比較有』にて解説しています。
色々な方法がありますので、義歯でお困りの方は、是非相談してください。
しかし、どんな義歯を製作しても、お手入れは、きちんとしなくてはいけません。
義歯にしたからといって、歯医者さんに行かなくていいのではありません。
長く快適に使用して頂く為に、痛くなくても定期検診に行き、チェックを受けてください。
