【虫歯の放置】「忙しい」などの理由で歯医者に行けない際の対処法
桜もちらほらと咲きはじめて、今からお花見が楽しみな季節になりますね。
新年度を間近に迎え「歯医者に行けないほど忙しい!」とい方もいらっしゃるのではないでしょうか。
こんな時に限って、虫歯が痛んで何も手につかない、でも歯医者に行く時間もない…、そういったお悩みのある方に、すぐに歯医者に行けない時の対処法をご紹介をいたします。
痛みがある場合の対処法
歯が痛む場合、まずは歯科医院を受診することが必須です。
しかしながら、すぐに病院に行けない場合は、応急処置をした後、放置せずにできるだけ早めに受診するようにしましょう。
冷やしてみる
虫歯によって歯が痛む場合、まずは患部を冷やしましょう。患部が熱をもっている場合はタオルなどで包んだ保冷剤をあてると痛みが和らぎます。
痛み止めを飲む
市販の鎮痛剤は虫歯による歯痛にも効果があります。歯が痛んだタイミングで服用することで痛みが緩和できるでしょう。しかしながら、虫歯の進行が進んでいると鎮痛剤を飲んでも痛みが引かない場合もあります。
うがい薬などで消毒する
歯ぐきが腫れで痛む場合は、うがい薬で消毒をしたり、歯茎を傷つけないように軟らかい歯ブラシでていねいに歯みがきをし、お口の中を清潔に保ちましょう。
虫歯の進行を遅らせる対処法
虫歯が進行している場合、自然には元通りの歯には治りません。
あくまで虫歯の進行を遅らせる対処方法となります。
1日2~3回は歯を磨く
毎食後、歯を磨くようにしましょう。特に奥歯は虫歯になりやすく、上下の歯が咬み合う面や歯と歯の間、歯と歯茎の境目などに付いた汚れをていねいに磨きます。意識的に歯を磨いていても、ハブラシだけでは汚れを取り除くのは難しいため、デンタルフロスや歯間ブラシも使いながら、歯と歯の間のプラークや細かい汚れも落としましょう。フッ素の入った歯磨き粉を使うのも効果的です。
間食を控える
糖分(特に砂糖)が多く入った食べ物や飲み物をダラダラと間食していると、虫歯の進行が早まります。
キシリトールガムを噛む
間食をしてしまう場合は砂糖が入った菓子類ではなく、キシリトール配合のガムがおすすめです。キシリトールは、虫歯の原因となる酸をつくらず、歯の再石灰化を促します。
また、15~20分ガムを噛み続けることで、だ液がたくさん出てきて、お口の中の細菌を押し流す働きをします。
歯医者にどうしても行けない場合
怖くていけない
「歯は痛いけど、歯医者は怖くてどうしても行くのを躊躇してしまう…」という方、
歯医者が苦手で、行くのをついつい後回しにしてしまうこともあるでしょう。
「歯科医院が怖い」という方は案外たくさんいらっしゃいます!
歯科医やスタッフもそんなお悩みがある方をたくさん診察していますので、まずは勇気をもって歯医者に電話をしてみ
てください!
かかりつけがない場合
歯科医院のかかりつけがなく、「どこの歯医者に行っていいか分からなくて行けてない…」
という方は、隙間時間にネットで自宅近くや職場近くの歯医者をいくつかピックアップしてお
き、行けそうな時に行ってみてください。
忙しいけど行く必要がある場合
虫歯が神経まで進行している場合や歯が割れている場合など、歯に激しい痛みが出ているは、すぐに歯科医院に受診してください。
忙しくて歯医者を受診できないという場合でも、下記のような歯科医院を探して早々に受診をするようにしましょう。
- 土日診療や夜遅くまで診療している歯医者を探す
- 近くの歯医者に当日診療希望の電話をする
- 緊急診療対応の歯科に問い合わせる
- 短期集中診療可な歯医者に行く
まとめ
歯が痛む原因は虫歯だけではないため、症状にあった適切な治療をすることが大切です。
虫歯は初期の段階で受診すると、痛みが少ないだけでなく、治療回数も少なく治療費も安く済みますので、歯科医院に行く時間ができたら早めに受診するようにしましょう。