【必見】年を取ったらどうする?インプラントのその後のケアについて
インプラント治療は歯を失った部分のあごの骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工の歯を被せることで、自分の歯と同じように噛むことができる治療法です。
あごの成長が止まる20代からインプラント治療が可能ですが、高齢になるにつれ、あごの骨の質量が不足していくことや、加齢に伴う体力の衰えや疾患などの理由から、インプラント治療を受けることが難しくなる可能性があります。
また50~60代でインプラント治療を受けた場合、10年後や20年後のメンテナンスはどうすればよいのでしょうか…?
今回は、インプラント治療をお考えの方には知っておいてもらいたい、インプラント治療をしたその後のケアについてお話しさせていただきます。
インプラントにはメンテナンスが必要
インプラントを埋めた後は、ご自身での毎日のケアにプラスして、歯科医院での定期的なメンテナンスが必要になります。
インプラントは人工歯ですので、天然歯のように虫歯になることはありませんが、メンテナンスを怠ると「インプラント周囲炎」にかかってしまうことがあります。
インプラント周囲炎とは、インプラントに起きる歯周病のことで、インプラントを埋め込んだ部分と歯茎の隙間に歯周病菌に入り込み、炎症を引き引きおこします。
その結果、インプラント周辺の骨が溶けてしまう…という恐ろしい疾患です。
インプラント周囲炎の多くは、口腔内が不衛生な状態となり、歯周病菌が増えることで引き起こされます。
歯周病よりも進行が早く、症状に気づいた時にはかなり進行してしまっているケースも多いため、注意が必要となります。
毎日、丁寧にブラッシングをして、普段からお口の中を清潔に保つことはもちろん、歯科医院で定期的なメンテナンスを受けることで、インプラントの寿命をさらに長持ちさせることが可能です。
より詳しく知りたい方は『インプラントでも歯周病になる?インプラント周囲炎について解説』をご確認ください。
将来的に通うのが大変になる場合を考える
インプラント治療を選ぶ人の年代は65~69歳の割合が最も多いと言われています。
アフターケア次第でインプラントの寿命は長くなりますが、それに伴い、患者さん自身も高齢となり、自宅での毎日のケアや歯科医院への通院が大変になることが考えられます。
そのため、将来を見据えてインプラント治療を行うクリニックを選ぶことも大切です。
自宅近くの通院しやすいクリニックを選んだり、通院が困難になった時でも自宅で口腔内ケアをしてもらえるよう、訪問歯科診療をしているクリニックを選ぶのがおすすめです。
将来設計に合わせて適切な選択を
基本的に天然歯に勝るものはなく、患者さんには長くご自身の歯で噛めるよう、歯を残せる治療を提案しておりますが、歯を残す治療を続けた結果、歯を失ったときには高齢となっており、インプラント治療をするのが難しくなっている、ということがあります。
歯を残すメリットも踏まえつつ、将来のことも考え、治療方法を選択することも大切だと言えるでしょう。
まとめ
自分の歯で噛み、食事をすることは、健康を維持し、生きる楽しみを味わう機会でもあります。
インプラントは適切なアフターケアを行なうことで、入れ歯やブリッジよりも長い期間使用することが可能な治療法です。
りょうき歯科クリニックでは、定期的にインプラント無料説明会を開催しています。
説明会では、インプラント治療と他の治療方法との違い、治療にかかる費用、保証など、インプラント全般の疑問についてお話ししています。
インプラント治療にご興味のある方、インプラントに関する疑問を解消できる、当院の「インプラント無料説明会」へぜひご参加ください。
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